投資失敗とパチンコやめる道程

パチンコやめるまでの記録

パチ ニューヨーカーの出来事1

私は中古自転車に乗って別の店舗へ移動した。

真夏の暑い日だ。ボロイ自転車コギコギするのは疲れるが、頑張って他店へ到着して館内の涼しいクーラーを堪能した。

『今日は何打とうかな?この前はたぬ吉くんで勝ったけど、翌日に限りないX連チャンで2万円負けたしな~。さっきSに1万円貸したし懐も寂しい。よし!今日はサンダードラゴンにしよう!』

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と思いながらNEWYORKERにした。

この台はチャッカー入って羽根が開いて玉を拾うことも大事だが、役物のクセで当たる当たらないの差があったような記憶がある。羽根物やのに1回の出玉量は今のCR機より、かなり多いが結構Vゾーンに入らなかったような。。。

 

今回のサンダードラゴンにしろニューヨーカーにせよ羽根物やのに1回当たったら2000発くらい玉は出る。今考えたら羽根物でそれはすごいことだ。当時は私のような底辺の貧乏人でもちょっと高めの遊び感覚で、そこそこ打てて楽しめる台が多かった。羽根物では、負けても数千円~1万円程度、勝つ時は予定終了4000発で1万円を得ることができた。確かに当時は換金率は悪い。1玉=2.5円の地域が多かった。

が!よく羽根もひらいてくれたし本当に楽しかった。今でもあの頃の楽しさが忘れられす、パチンコ屋へ行くのではなく、令和には合わない古びてしまった昭和時代の名残りがあるゲームセンターや郊外の中型ショッピングモール内にあるゲームコーナーとかでレトロヒコーキ台を打って、当時の良き時代を懐かしむこともまれにある。

 

しかし、今の機種はなんだ?はっきり言って今のパチンコは打つ気がしない。いや、打ちたくもない。本当に毎度毎度くだらない機種のオンパレードで、演出やデザインやアニメーションなどは凝っているが、パチンコとしての中身はスカスカであり、内容が全くない。CR機とか立派な名前が付いているくせに、当時のもっとも低い出玉数の羽根物よりも出玉が少ない。換金率はいいかも知れないが回転率が悪すぎるので、札束が消えていくスピードがハンパではない。私もたまにYOUTUBEでパチンコ動画を見ることがある。その実践動画では、まだ20台くらい若いユーチューバーが出演しており、

某氏ライター曰く「この台、1000円で20回転です。今現在1万円投資で平均20回転とそこそこいいです。回転数は十分に合格ですのでこのまま打ち続けたいと思います。」

と言いながら追加投資を繰り返しているが、当時の回転率やスタートチャッカー入賞時の払い戻し玉数などを比較してみると、お金が減る速度は2.5倍?いや3倍くらいになると思われる。実際、そう感じながら打っている方も多いはず。

しかし負ける金額が3倍になっても、勝てる金額は1/3だ。*1

 

だから今の自民党のパチンコ規制の政策には個人的には賛成だ。今より更なる厳しい規制をより迅速に進めて欲しい。一時は30兆円産業であったこの業界を、近いうちに30円産業にまで落ち込ませて欲しい。どちらにせよ我々日本人のお金の大半が特アに流れてしまうわけだから…

*1:周囲の生の声です。