投資失敗とパチンコやめる道程

パチンコやめるまでの記録

FX ポンド円1

先日の大負けがとっても痛かった。もちろんあの出来事は忘れることなど出来るわけもなく今日現在も痛烈に引きずっている。人はどうやったらあんな多額の金額を負けることができるのであろう?・・人はどうすればあそこまで美しい曲がりを実現することができるのであろう?・・私はこの数日間、悩み、苦しみ、もがき、あがき、反省し、自分の運の無さを呪いながらただひたすらと沈黙の日々を過ごしていた。その負けた金額『日経平均先物でのマイナス857万円・ドル円でのマイナス2500万円』合計金額マイナス3357万円は、もうどれだけあがき、そしてもがき苦しんでも返済できる金額ではない。

こんな悲惨な状態になり精神も錯乱状態になりそうで理性が抑えられない時に、私の郵便ポストにある書面が届いた。明日?いやそうではない。1分1秒後の金策を練っている最中の書面に私は更に落胆した。郵送物書面の記載内容は強制決済や追証拠金振り込み催促の内容であった。それは至極当然のことであり、私の無計画なトレードに対する因果応報な結果であった。そう言えば、最近パソコンを付けることに抵抗がある。パスワードを入力するのが怖い。パスワード入力後は常に値洗い数値が真っ赤な血の色に染まっており、その画面を見て何度も吐いた。血の涙も流した。もうどうやっても、どう考えても、なるようにしかならない。私は一大決意をした。とにかく今負けを重ね続けている日経平均先物ドル円とは少し距離を置こう。そして先般の日経平均先物ドル円のように高値買いや底値売りのような逆張りをせず。現在の流れに逆らわない素直なトレード、つまり移動平均線よりローソク足が落ちている場合は売りというシンプルな手法に切り替えることにした。そしてあの大損切りをした翌日は、その考えに上手く沿った銘柄があったので私は大いに興味を示したのがポンド円であった。私は長年の自分の相場感を信じた。一旦、その方向を頭の中でイメージしてしまったらなかなかそれを崩すことができないこと、そして過去にも自分の最初の考えを改め反対のポジションを取ったら逆に動いてしまい結果的には最初の考えが正しかったこと、チャートの流れを見ていて『おそらく上がるだろうなぁ~。これは下がるだろうなぁ~。』という予想ではあったが特に興味のない通貨であったり、金利差からスワップポイントが日々マイナスになる通貨であったため敢えてノーポジで静観していた時は必ずと言っていいほど私の分析は当たっていたことが多かったのである。

私は3357万円の損失を確定した翌日のポンド円のチャートの流れを分析し、これはまだナイアガラの序章に過ぎない、フリーフォールの通過点に過ぎないと考えた。そしてその予想は私の脳裏では確信に変化し、少しづつ売り枚数を重ねていった。いつものように当日の価格はポンド円らしく激しく動いて投資家心理を不安にさせる荒い値動きをしていたが、そんなことは決意した私には関係ない。売り値より下がれば更に売り増し、売り値より上がれば喜んで50枚ナンピン売りを重ねた。そして更に100枚ナンピン売りをした。まだ上がっていったので、ちょっと不安になりながらも更に200枚ナンピン売りを重ねた。しつこく上がるので気合いで300枚の追撃ナンピン売りを重ねたところでパソコンをログアウトした。内心『少々やりすぎたかな?意地になってしまったかな?』とちょっとばかし反省はしたが、ここで自分の信念を曲げるわけにはいかない。

初志貫徹・有言実行が私のモットーなのだ。パソコンを切る前に見たポンド円の平均売り価格は¥124.650銭。売った枚数は覚えていないが700枚以上は確かだ。

その後のポンド円の多少の値動きには興味が無い。強いて言えば全く興味が無い。私が興味があることはただ一つ。今回のトレードに私の考え、私の相場感、私の売ったタイミングなど、最終的に私がこの玉を決済する判断時にどんな状況になっているか?である。どんな要因でどう価格変動しているかである。少し上から目線で言うと今回の相場は上げようが下げようが関係なく私が制するのだ。

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 でも、、、

 

どうしよ…