投資失敗とパチンコやめる道程

パチンコやめるまでの記録

パチ エキサイトの出来事1

これは私の実体験ではないが、思い出すだけで気分が悪くなる出来事であった。

 

私がパチンコ屋へよく通っていた頃、パチ屋でよく話す友人Sがいた。

私と仲良くなる男ということもあって気さくで、性格はおとなしめな印象のいい青年であった。私達はパチ話で少しづつ打ち解け、顔を見れば話す機会が多くなった。*1

友人と言っても、会ったら少し談笑したり、お互いが大当たりを引いたら自動販売機の100円のカップコーヒーをご馳走し合う程度の仲で、パチンコ屋ではよくある話しだ。

 

私はもっぱらフィーバー機か羽根物しか打たなかったが、Sは朝一入店後にまずアレパチコーナーへ行く。当時、アレパチコーナーは朝から人気がありすぐに埋まっていた。そのため、Sは台が確保できないことも多かった。

 

当時は現在のように整理券というものは存在せず、朝早くに入口扉の1番近くにならんで、パチ屋開店と同時にダッシュでお目当ての台を確保するやり方が主流だった。台の取り合いで隣の人と言い合いの喧嘩になったり、開店ダッシュで足を引っかけられて転んで怪我したり、屈強な体格のいい若きパチンカー達や建設現場などで己の肉体を鋼の如く鍛え上げたおっさん達が開店と同時に一気にお目当て台へお互いの身体をぶつけ合いながらイノシシのように突進していくため、お年寄りの人が無数の若き肉体達に圧迫されて窒息や骨折などして緊急救急搬送されたりなど、パチンコをする前にさまざまな関門が存在していた時代であった。

 

実際、私も開店前に並んでいた時、プロレスラーのような屈強で大柄な若き青年5~6人に囲まれ、朝10時の軍艦マーチが鳴り響くと同時に後ろから大型重機に押されたような

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強力な圧迫を感じ、それでも『ダッシュで台を確保しないと!!』と思い台へ向かったが、そのまま足を引っかけられる…どころか背後から強力なタックルをされてそのまま転倒し、うつむけで倒れている私の背中を約90~100人くらいの屈強な男達に踏まれ続けて、私のお気に入りのイード&イヴェンスクロフト上下衣服が破れてしまいボロボロになった記憶がある。

 

イード&イヴェンスクロフト上下はボロボロになり、身体のあちこちに痛みは残っていながらも、そのまま這いつくばるようにブラボーキングダムまで辿り着き、傷んだ己の身体を治療することも忘れ、夕方まで地獄モードを引き続けた結果¥60.000-負けその日は飯を喰えず空腹で苦しみ続けたことは、今でも鮮明に記憶にある。

 

が!

これが、冒頭にお話しした気分の悪くなる出来事ではなく・・・

 

 

 

 

 

 

*1:パチ屋での友人はパチンコ屋店内のみでの付き合いであり、その他プライベートで一緒に食事云々などは、あまりしないようにしていた。